『となりの億万長者』から学ぶ蓄財優等生

株式・投資信託

こんにちは、Switch0923です。

「貯金はいくら持つべきなのだろう?」、「いくらあれば幸せになれるのだろう?」。これらは資産形成をはじめると思い浮かぶ疑問だと思います。個々人が考える送りたい生活スタイルや生活水準によって必要な資産額は異なるため、答えはその人にしかない、というのが答えになってしまうのですが。

ただ、客観的な視点から自身が裕福かどうかを測る方法が『となりの億万長者』(トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・タンゴ著)に記されていたので、紹介したいと思います。

その方法は、「期待資産額よりもあなたの保有資産が多ければ裕福である」というものです。期待資産額は、年収×年齢÷10で計算します。例えば、ある25歳の方の年収が300万円として、保有資産が800万円だとすると、

300万円×25÷10=750万円 < 保有資産800万円

となるので、その方は裕福な方と考えることができます。

となりの億万長者では以下のような分類が紹介されています。

  • 保有資産 = 期待資産の2倍以上 ⇒ 蓄財優等生
  • 保有資産 = 期待資産の2倍以下から半分以上 ⇒ 平均的
  • 保有資産 = 期待資産の半分以下 ⇒ 蓄財劣等生

私自身がこの計算を行った当時(20代後半ごろ)、保有資産が期待資産の半分よりわずか上回る程度でした。資産を増やすために節約に努めたり、投資を始めて張っていたにも関わらず、ぎりぎり蓄財劣等生を回避してる程度なのかと落胆した記憶があります。しかし、今では継続して貯蓄と投資を頑張ったかいもあり蓄財優等生になれています。しかし考えてみると、若いうちや資産形成最初は給与は少ないし、貯蓄も少ないことから、頑張っても平均レベルになるくらいです。

なので、この計算を行って落胆してほしくないので、若いうちはこんな計算式があるのかくらいに思っておいて、資産形成を取り組んで5年目くらいで自身に当てはめて計算してみるくらいでいいと思います。私の感覚ですが、資産形成を始めて無駄なコストの見直しをして5年程度が経過すると、保有資産の伸び率も安定して蓄財優等生に近い状態になっていくはずです。

さて、いまのあなたは蓄財優等生になれていますか?

私も引き続き蓄財優等生の立場をキープできるよう、頑張りたいと思います。

となりの億万長者では、この他にも億万長者にはどんな人がなっているかの傾向や、億万長者になるための法則やアドバイスが書かれています。投資に関する書籍はたくさんありますが、億万長者を分析した珍しい本なので、投資家の方には目を通してほしいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も投資に関する情報を提供し、皆さんに役立つ記事を書いていきます。

以上、Switch0923でした。

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