投資方針書(2025年1月)

株式・投資信託

こんにちは、Switch0923です。2022年9月に立てた投資方針について振り返り、新たに目標を設定しました。この新たな目標をもとに、資産形成と生活の質向上につながるよう取り組んでいきたいと思います。

1.資産形成の目的

築いた資産を ”さらに増やし、家賃分の配当が” 自動的に入る仕組みを構築することで、以下を目指します:

  • 家族と過ごす時間を”「増やす」“こと。
  • 将来の生活に”必要な資産をキープし、資産を守ること“。
  • 働くことへの体力的・精神的負担を軽減すること。
  • 趣味(スキューバダイビング、旅行、読書)に時間を費やすこと。

『DIE WITH ZERO』の影響

資産形成の目的は、『DIE WITH ZERO』を読んで変わりました。それまで「家族と過ごす時間を確保する」ことを重視していましたが、さらに「もっと増やしたい」という思いが強くなりました。書籍を読む中で、家族の元気な顔を見られる時間は限られていることを実感し、家族との思い出作りにお金を惜しまない方針に切り替えました。

もちろん、無駄遣いをするつもりはありませんが、価値ある体験に積極的にお金を使うことを大切にしたいと考えています。最近、父と二人で初めて温泉旅行に行ったのですが、この親子旅行は貴重な思い出となり、「良いお金の使い方ができた」と実感しました。こうした「良いお金の使い方」を、これからも増やしていきたいと思います。

2.2032年までに達成したい運用額目標

  • 純金融資産:1億円
    2024年12月末時点で75%(7,500万円)を達成。余剰資金を着実に積み上げ、目標を達成します。
  • 不労所得:年間360万円(税引前)
    2024年12月末時点での達成率は13%。これまではSPYDを中心に購入していましたが、現在はインカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙うため、VYMを多めに購入する戦略にシフトしました。

進捗の振り返りと学び
2023年12月には、目標としていた準富裕層の仲間入りを果たすことができました。こつこつと余剰資金を投資に回した結果で、特別なことは行っていません。

純資産の増加については、淡々と余剰資金を投資に回してきたかいもあり、複利の効果が表れてきたことを実感しています。ただし、運用資産が増えるにつれ、コンマ数%の変動で大きく資産が減少する場面も見られるようになりました。この経験から、次のステップとして「お金を守る方法」を学ぶ必要性を感じています。今年は資産を守るための知識と手法について、勉強を進めたいと思います。

また、新NISAの導入により、新たな投資商品が数多く生まれています。魅力的な商品もありますが、購入を検討する際には、なぜその商品に投資するのかを自分自身が納得できるまで深く理解することが重要です。そうしなければ、後から投資を後悔したり、暴落時に狼狽売りをしてしまう可能性があります。

今後も、自身の投資方針に沿っているか、リスクを取りすぎていないか、十分な分散投資ができているかを見極めながら投資を続けていきます。市場が暴落した際も動じることなく、淡々と追加投資を行い、長期的な資産成長を目指していきたいと思います。

3.アセットアロケーション

  • 現金:10%
  • 投資信託・海外ETF:90%

現金比率を20%から10%に引き下げました。理由は以下の通りです:

  1. 増えた資産の10%を現金で保有するだけで十分と判断。
  2. サラリーマンとして給与収入があるため、生活費に困るリスクが低い。
  3. 資産全体の20%を現金のまま保持することが投資の機会損失につながると感じた。

そのため、余剰資金は市場に投資し、時間分散の観点からも運用を進めていきます。ただし、現金比率は個々人の性格や資産規模に左右されるため、暴落時に不安にならない範囲で現金を保有することが大切です。

4.投資銘柄の選択

運用コストの低い投資信託・海外ETFへ投資を行う。主として購入するのはeMAXIS slim全世界株式(オール・カントリー)

私は分散投資を行うために、S&P500に連動する商品ではなく、オルカンを積立投資しています。オルカンを積立投資している理由についても記事にしたいと思っています。

 5.パフォーマンスのチェック

年間利回り5%の利益が目標

6.リバランスの方法

4半期に一度方針を振り返り、自分の位置を確認の上、追加投資の有無を検討する。

終わりに

2023年から2024年にかけて、資産を順調に伸ばすことができました。ただ、順調すぎるからこそ、「リスクを取りすぎていないか」と考える瞬間もあります。そうした振り返りの際に、投資方針書が非常に役立つことを実感しました。この機会に、ご自身でも運用方針を書き出し、投資方針書を作成してみてはいかがでしょうか。自分の投資の軸を確認する良い手段になると思います。

また、2020年から細かく家計簿をつけていましたが、昨年はそのデータを基に損益計算書(P/L)を作成してみました。これによって、自分がどれくらいの収入を得て、いくら生活費に充て、どれだけ投資に回したかが一目で分かり、とても便利だと感じました。P/Lの作成は特におすすめです。自分をひとつの会社と見立てることで、資産運用がさらに楽しく、効率的に進められるようになると思います。

この投資方針を基盤に、2032年までの目標達成を目指していきます。家族との時間や趣味を大切にしながら、引き続き計画的に資産を増やし、充実した人生を送れるよう努めていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。Switch0923でした。